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製造工程について

マッケイ製法にこだわり、手練の職人が精魂込めて仕上げます。

この製法の特徴を簡単にいうと、スマートな形、ソフトな足入れ、そして軽量です。
それはアッパーと底を一緒に通し縫いするという、シンプルな製法のためです。
靴内部の底から甲にかけて、足を包むように仕上げるため、まるで靴下のような感覚でフィットする靴として多くの人に人気があります。
靴の中をのぞくと、中底の回りに縫い糸が見えるので、マッケイ製法であることが確認できます。


弊社では、大半の靴でこの製法を取り入れています。また、下記でご紹介する工程を自社で一貫製造しております。

Step1

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まずはじめに裁断です。

通常、抜型をプレスして革からパーツを抜いていきますが、弊社では「自動裁断機」を駆使し裁断をしています。1パーツ1パーツ抜くのではなく、一気に何パーツも抜くことが出来ます。しかも、現在オペレーターは1人で2台を使いこなしております。

Step2

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次に製甲です。

パーツとパーツを専用のミシンで縫い靴の形にしていきます。鞄・革小物と違い、より立体的な形なので熟練した技術が必要です。完成したものを「アッパー」と呼んでいます。

Step3

step1

次に釣り込みです。

木型に沿って微妙な力を加えながらアッパーを引っ張り、2次元から3次元の立体的なものにする工程を釣り込みと言います。
靴の背骨である中底を仮止めした木型につま先に先芯を入れたアッパーを被せ、トゥラスターという機械で圧力を掛け、アッパーを木型に巻き込むように釣り込み成形し、中底に止めていきます。

Step4

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次にサイドヒールラスターという機械で側部・かかと部のアッパーをきれいにまとめて止め、アッパーと中底が一体となります。しわ・たるみがないように注意します。
ここで靴の良し悪しが決まるといっても過言ではありません。

Step5

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底付けの第二段階は、釣り込み作業を終えたアッパーに表底を貼りつける作業です。
接着剤が良くつくように接着面を起毛してから、アッパーの底と表底に接着剤を塗ります。
適正に管理された乾燥時間を経た後、接着剤を熱活性させてから、表底圧着プレス機で貼り合わせます。

Step6

Step4

表底貼りが終ったところで一度、靴型を抜き、いよいよアッパーと表底を通し縫う「マッケイ縫い」をします。
本底・中底・甲革の3層を縫うので専用の機械でないと縫うことが出来ません。弊社では、特に革底の場合、接着材だけでは不安な方のいらっしゃるようなので100%縫いをかけております。

Step7

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次に再び靴型を入れてルーズネール打ち、表底ロール掛け、かかとつけ、底回り削り仕上げと進みます。
高速回転するやすりが付いているフィニッシャーを使い、コバ(底の縁)を削って凸凹がないよう均一に整えます。
こちらも熟練した技術が必要な難しい工程。靴の見た目に大きな影響を与えるので、重要な作業です。

 

Step8

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最後に仕上げです。

商品のコンセプト、ディテール、革の素材、カラー等に応じた仕上げをしていき、素材の良さを引き出します。革なのでクリームを塗り込むことで表情ががらりと変わります。靴によっては、全く別物になるほどです。弊社では、仕上げは手作業にこだわり1足1足丁寧に行っております。
次に中敷を貼り、そしてヒモ靴には靴紐を通します。
その後、全品の目視、および靴内の触診検査を行い、最後の工程として函に詰めて完成します。