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着物の足元にはどんな履物を合わせるべき?和の履物の用途をわかりやすく解説

着物を着る際には、足元=履物にも、和の物を選ぶことが定番です。日本の伝統的な履物と言えば、草履や下駄、雪駄などがあります。
とはいえ、現代人は日常的に着物を着るわけではありませんから、どんな時にどの履物を履くべきかわからないという方も多いでしょう。そこで今回は、和の履物のTPOについて詳しく解説します。

 

1. フォーマルな着物に合う履物

この項目では、まずフォーマルな装いのときに選ぶべき履物について説明します。

1-1. 男性の礼装で選ぶべき履物

「礼装」とは冠婚葬祭に着用する着物のことで、男性の第一礼装と言えば、紋付の羽織袴(はおりはかま)です。この場合、選ぶべき履物は、雪駄か草履で、台(平らな部分の素材)は畳表であること、鼻緒は白無地であることなどが必須とされています。

1-2. 女性の礼装で選ぶべき履物

女性の場合の第一礼装は新婦であれば白無垢や打掛、新郎新婦の母親か仲人夫人なら黒留袖です。この場合、履物は金か銀の草履が基本と考えて良いでしょう。形状的にはかかとが高いものほどフォーマル度が高いとされています。

1-3. 準礼装で選ぶべき履物

準礼装は略礼装とも呼ばれる礼装に次ぐ服装です。結婚式に参加する場合、親族なら色留袖、ゲストとして一般参加する場合は訪問着がおすすめです。その他、色無地、江戸小紋、付け下げなども着用可です。また未婚女性なら振袖で参加することもできます。
準礼装の場合の足元は、エナメルや布地をベースとした草履を選びましょう。

 

2. カジュアルな着物の場合の履物は?

着物の種類で言うと、街着や普段着、浴衣などがカジュアルなものに分類されます。カジュアルなシーンであれば、結婚式のように「格」という考え方は不要なので、ある意味好きなものを履いて良いと考えて良いでしょう。そんな理由から、近年は着物にスニーカーやブーツを履く人も増えていますが、「やはり着物の足元には和の履物!」と思う方には、草履、下駄、雪駄がおすすめです。
ここでは改めてカジュアルなシーンで使える和の履物の特徴や用途を整理しましょう。

2-1. 草履ってどんな履物?

草履は平安時代中期に生まれたと言われています。それ以前からあった草鞋(わらじ)に改良を加えたもので、草鞋には足首に引っかけるひもがありますが、草履にはそれに相当する部分がありません。そのため、脱ぎやすく履きやすい反面、草鞋より長距離を歩くことには向いていません。
女性が着物を着る際、フォーマルであれば足元は草履というのが一般的ですが、近年はかわいらしさを追求したカジュアルな草履も増えているので、浴衣の足元にも合わせられます。そのため、色や素材を考慮すれば、草履自体はどのシーンでも使えると考えて良いでしょう。

2-2. 下駄ってどんな履物?

下駄は奈良時代にはすでにあったとされています。豪族など、権力者が履くものだったようですが、現代では結婚式などのフォーマルな場所では履きません。男女ともに着物の足元に合う履物ですが、カジュアルな場面で履いたほうが良いでしょう。
台の部分が木でできていることが多く、歯が2本あるイメージが強いかもしれませんが、歯がない下駄もあり、土踏まずの地面側の部位をくりぬいたものもあります。

2-3. 雪駄ってどんな履物?

千利休の発案でできたとされているので、それが正しければ安土桃山時代に作られたことになり、草履、下駄よりかなり新しい履物です。
雪駄は草履の一種で、元禄時代以降は裏面に金属を設置したものも多かったようです。白い鼻緒と畳表の雪駄は男性の第一礼装に合わせるものとされており、草履、下駄と比較すると最も格が高いシーンで利用されます。一方、夏祭りなどで浴衣の足元に合わせるにも向いているので、カジュアルなシーンにも利用されます。
つまり素材や色合いを踏まえれば、雪駄は着物の足元に合わせる際に最も応用範囲が広い履物と言うこともできるでしょう。
雪駄は現代の技術を取り入れて、履きやすさや歩きやすさが大きく改善されたものが販売されており、21世紀の今でもフォーマル、カジュアルの両面で活躍しています。

 

3. まとめ

着物の足元を演出する和の履物について、用途や特徴を解説しました。草履、下駄、雪駄にはぼんやりとしたイメージしかない方が多いと思いますが、今回の内容を読んでいただければ用途を整理できると思います。ぜひ、日本の伝統的な履物になじんでみてください。
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結婚式の第一礼装などには向きませんが、浴衣の足元に合わせるなら、履きやすくて疲れず、オシャレさも強化されたサン駄(江戸前sandal)がおすすめです。和装だけでなく普段もオシャレに履け、伝統と現代の融合された革靴屋の作るサン駄で、お好みの新しいコーディネートをお楽しみください

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